横歩取り中原流:△6五桂に対し▲7七桂はどうか?②
第1図 第1図は△6五桂に対し▲7七桂と跳ねた局面。△5七銀に▲4九玉と逃げるのでは先手ダメだった。では、▲6九玉と下がるのはどうか?しかし、△7七桂成~△6五桂が厳しく、結果図は後手良し。 結果図 ※中原・横歩取り中原流78~79ページ参照
View Article横歩取り中原流:△6五桂に対し▲7八金の受けは後手良し
第1図 第1図は△6五桂に対し▲7八金と寄った局面。後手は△2七銀の打ち込みから攻めを続ける。▲2一飛には△3一歩で先手の攻めは続かない。なお▲2二飛上成から猛攻するのは、ありうる手だが、本譜の通り、飛車を渡した瞬間、先手玉は詰んでしまう。△6五桂に受けはないのだ。 結果図 ※中原・横歩取り中原流79ページ参照
View Article横歩取り中原流:△7九角は後手マズい
第1図 第1図は△6五桂に対し▲8一飛と打った局面。△7九角は打ってみたくなる角だが、疑問手。▲9五角が好手で、以下、後手の攻めは切模様となる。△7九角のところでは△2七銀と打ち込むべきだった。 結果図は先手良し。 結果図 ※中原・横歩取り中原流79~80ページ参照
View Article横歩取り中原流:△2七銀▲同金は後手良し
第1図 第1図は▲8一飛に対し△2七銀と打ち込んだ局面。▲同金と食いちぎるのが本譜の手順だが、これは先手がマズくなる。 結果図は後手良し。 結果図 ※中原・横歩取り中原流80~81ページ参照
View Article横歩取り中原流:△3八銀不成は本当に詰めろなのか?①
第1図 第1図は▲8一飛に対し△2七銀と打ち込んだ局面。▲同金と食いちぎるのは先手がマズかった。そこで▲9五角と勝負手を放つ。これに対しては、△3八銀不成が好手で、実はこの手は詰めろなのだ。本当に詰むのだろうか。検証してみよう。 第2図 第2図は▲6二角成と突っ込んできた局面。△4七銀成に▲同玉と取ると△5七金以下、詰みとなる。 結果図 ※中原・横歩取り中原流81~82ページ参照
View Article横歩取り中原流:△3八銀不成は本当に詰めろなのか?②
第1図 第1図は△4七銀成に▲6九玉と逃げた局面。前項では▲同玉と取って先手玉が詰んでしまった。そこで、▲6九玉ならどうかというわけだ。だが、それには△5八金と打ち込んで、バラしてから△5七銀以下、やはり先手玉は詰む。 結果図 ※中原・横歩取り中原流82~83ページ参照
View Article横歩取り中原流:△7三歩に▲7四歩の攻め合いは後手勝ち
第1図 第1図は△3八銀不成に▲同飛と取った局面。△3八銀不成は詰めろだから、この応対は止むを得ない。なお、▲3八同飛のところで▲同銀は△3九角が詰めろとなるのでマズい。後手△7三歩は▲6二角成を防いだもの。これに対し、▲7四歩と攻め合いを目指すとどうなるか。少し長くなるが、結果図の通り、後手の勝ちとなる。 結果図 ※中原・横歩取り中原流82~83ページ参照
View Article横歩取り中原流:△7三歩に▲7七桂の変化
第1図 第1図は△7三歩に▲7七桂と跳ねた局面。△2七歩成に対しては▲3九飛と逃げたいところだが、△5七角と打たれて後手良し。そこで、飛車は逃げずに▲6五桂と桂馬を取る。後手は△3八とと飛車を入手。先手も▲同銀と、と金を払う。 第2図 第2図は△7九角と打った局面。本譜は▲7八金と金を逃げたが、△4六角成以下、後手の勝ち筋となる。 結果図 ※中原・横歩取り中原流82~85ページ参照
View Article横歩取り中原流:△7九角に対して▲6八桂の受けは後手勝ち
第1図 第1図は△7九角と打った局面。前項で見たように、▲7八金と逃げるのは後手勝ち筋となった。では▲6八桂と受けるのはどうだろうか。なお、▲6八銀と受けるのは、△8八角成▲7三桂成△2八飛となったときに先手受けづらいので、ダメ。 第2図 第2図は△8八角成と金を取りつつ馬を作った局面。先手は▲7三桂成から攻め込むが、この攻め合いは△5七金以下、後手の勝ちとなる。 結果図...
View Article▲3七銀に△4三金右:△4五歩▲3四歩の変化
第1図 第1図は▲3七銀に△4三金右と上がった局面。△4三金右のところでは△6四角と先手の右銀の動きを牽制する例が多い。△4三金右に対しては、先手は仕掛けるのが良い。 第2図 第2図は△4三金右に対して▲3五歩と仕掛けた局面。△4五歩は▲4六角と出る手を防ぎつつ、△6四角を狙った手。先手は▲3四歩と取り込んでから▲4八飛と、4筋で戦いを起こせば良い。結果図は先手良し。 結果図...
View Article